滋を起こし、カレーを作った。聡はまだ帰ってこないけれど今日は青野原キャンプ場にキャンプに行く予定である。滋には日曜日には帰ってくるからと話し11時くらいに出発。途中で車にガソリンを入れ、スーパーで買い物をし1時間弱でキャンプ場に到着。すでにテールウォークさん一家が来ていた。コニタンとよっちゃんも来ていた。さっそく積んで行った薪をおろし、チェーンソーでいくつかタマ切りにして薪割りをした。テント張ったりしているウチにmIKEさんと浅太郎さんが到着。 お昼にテールウォークさんが木直ラーメンを作ってくれた。以前みんなで僕の田舎の実家に行ったときに、兄嫁が作ってくれたラーメンがすこぶる評判が良く、それを再現したラーメンである。僕にはなんとも懐かしい味がしてとても美味しかった。mIKEさんは、パスタマシンを持ってきて<蕎麦><パスタ><ラーメン>といろんな種類の麺を作ってくれた。特にトマト味のパスタが絶品だった。なんだか本格料理人のキャンプになった。 夕方からコニタン夫婦と一緒に「やまなみの湯」という温泉に行った。新しくできた温泉で、住所は藤野、キャンプ場から25分くらいの場所である。これまで青野原でのキャンプでは温泉に行けなかったが、こんどから温泉付きのキャンプができる。露天風呂が気持ちよかった。 温泉から帰って夕食。焚き火を盛大に燃やした。気温はドンドン下がっていき、−6度くらいまでさがっただろうか。そんな気温の中、mIKEさんは例によってテントを張らずコットに寝袋だけで寝てしまった。僕らも12時くらいで焚き火を打ち止めにしてテントに入った。
6時半に目が覚めた。呼気に含まれる水蒸気がテントのインナーに凍り付いて真っ白だった。−10度くらいまで下がったんだろうなあ。一人起きだし早速焚き火に火を付け一人ぼんやりあたっていた。なんだか久し振りに一番に起きて焚き火おこしをやったような気がする。よしよし、なにやら順調な回復ではないか・・・・と、一人でむふふふと笑った。そうこうするウチにみんな置きだしてきた。『寒いねえ!』と焚き火にあたりながら朝のコーヒーを飲んだ。この朝のコーヒーもなんだ久し振りである。朝ご飯を炊いて、持っていった塩辛と鮭でお茶漬けをした。 明日は休みなのでノンビリと片づけをし1時くらいにキャンプ場を出発して帰ってきた。家に帰ってきたら滋は冬期講習の最終日、聡はスノボーに行ってしまっていて誰もいなかった。誰もいないのは良いのだが、家の鍵が無い!物置のドアの裏側にマグネットで張り付けおいた予備の鍵も無い。参ったなあ・・・・と、しばらくタマと遊んでいたが2人とも帰って来ない。だんだん寒くなってくるし、どこか開いていないかなあとあちこちの窓を引っ張ってみたら、ダイニングの窓が開いていた。タマの小屋に上がって窓から入り玄関を開けた。やれやれ! こうして今年最初のキャンプのスタートである。ふむふむ順調である。まあ、あまり飛ばさない程度に今年は復活しようではないか。 |