2002.06.15-16  乗鞍へ


☆6月15日(土)

目覚ましで目が覚める、5:00。二人とも寝ているが、あたふたと準備。といっても今日はキャンプ場でのキャンプなので、あんまり準備するものもない。食料は松本ICおりたら現地のスーパーで買うことにして、八王子駅にでんでんを迎えに行く。でんでんを拾って、そのまま中央道。雨は上がっていた。

中央道をひた走る。33キロポストを越えても、なんだか開放感が生まれない。勝沼ICを過ぎてやっとなんだかふ〜っと体から力が抜けていく。甲府盆地には青空も見えだした。

釈迦堂PAで佐伯ご夫婦を待つ。お腹が空いていたのでウドンを食べているとお二人が到着。やあやあ、どうも、と挨拶をし松本を目指す。

松本ICで下り、158号線に入る。スーパーが見つからないので、途中で引き返し松本市内のスーパーへ。開店前だったのでまずは朝マック。食料を買い、デジカメのメモリーカードも購入。あとは一路平湯を目指す。安曇村を過ぎ、トンネルが多くなり、山がどんどん深くなる。樹相は濃い。安房トンネルを抜けると、そこが平湯キャンプ場だった。なんだかあっけない到着である。土地勘がないのでもう少し遠いイメージでいたが、八王子からだと千手が浜に行くよりは近いかも知れない。

まずはタープ・テントを張って一段落。空は晴れているものの薄雲がひろがり、今夜の星見は微妙な感じである。珈琲を飲んで、今夜のために畳平まで様子を見に行くことにする。これが大正解だった。乗鞍スカイラインに入り、どんどん上っていく。途中の大丹生岳展望台で休憩、雪渓が残る景色に感激。

畳平の駐車場には結構車があった。コロナ観測所のあたりまで歩いてみることにする。森林限界を超えているので、道の両側には這い松である。そのなかにキナバシャクナゲが可憐に咲いている。時間も遅いので観測所手前で引き返し、歩き始めたら、道に鳥が居る。ん!? 雷鳥である。あわててシャッターを押す。人擦れしていないのか、それとも、もともとそういった性質なのか、人間を恐れる様子がない鳥である。目の前をトコトコ歩いていく姿はユーモラスだった。

 

エコーラインの側に回って雪渓を撮影する。今年は雪が少なかったのか、溶け残った雪が頂から道に向かって何本もラインを作り、実に美しい景色だった。このあと、標高2800mのコーヒータイム。気温が低く20分もジッとしていると震えがくるほど寒かった。

駐車場に戻ってみると、ほとんどの車が帰った後で、僕らの車以外に数台しかとまっていなかった。大いに満足してキャンプ場に下った。ただ、夜間はスカイラインが閉鎖されてしまうので、畳平での星見は今回は無しだった。次回は、完全冬装備をし、駐車場にテント泊をしての星見をしたいものである。

キャンプ場に戻り、温泉。露天風呂がゆったりとしてなかなか良い温泉。ゆっくり浸かって夕ご飯。今日は魚介類のパスタ、なかなかうまく出来た。

焚き火を始める。雲が時々きれ、星も見え始めてきた。焚き火の暖かさが気持ちが良い。火を見ながらボソボソ語り、寝たのは1時くらいだろうか。

う〜ん、いい日だった。

☆6月16日(日)

6時くらいに目が覚める。シュラフの暖かさが丁度良く、なんとも快適な眠りだった。朝の珈琲を飲む。空気がヒンヤリとして実に気持ちの良い朝である。雲が高く見えているので、もしかしたら山頂が見えるかも知れないと、スカイラインの入り口まで行ってみる。残念ながらあまりに麓過ぎて、乗鞍の全貌は見えなかった。

撤収して、乗鞍高原に行ってみることにする。エコーラインに入り、一ノ瀬園地の駐車場に車を止め、牛留池までのハイキングをした。1時間ほど歩く。山全体がカンバの林なので、新緑の時に訪れたら、さぞかし綺麗な緑がみられるだろうなぁ。牛留池で大休憩。珈琲を淹れ、佐伯さんから大福餅を貰って食べる。これが美味かった!池からは乗鞍の連峰が見えていて、気持ちの良い景色だった。雲が切れた瞬間に、剣が峰も見ることができ、満足。

これで、今回のイベントは終了。松本に下りてから蕎麦を食べ、中央道をひたすら走ってきた。

あまり期待しないで行った乗鞍だったが、平湯キャンプ場といい、もちろん乗鞍岳といい、癒されて帰ってきた。来シーズンはスカイラインの車乗り入れが禁止になってしまうらしい。その前にもう一度、訪ねておきたいものだなぁ・・と、今、思っている。