2004.01.31-02.01  青野原で焚き火



☆2月1日(日) 久々解放されたキャンプ

ぐっすり眠れた。目が覚めたら7時だった。昨日は10時に寝たから9時間寝ていたことになる。気温は結構下がっているみたいだ。テントのインナーが呼気の霜でバリバリだ。しかしシュラフはぬくぬくでなんとも気持ちが良い。例によってテントを開けてタバコを一本吸う。
      

起きだして焚き火に火を点ける。昨日裏の山で集めておいた杉の葉をドサッと置いて直接ライターで火を点ける。威勢良く煙が上がり、ボッと火が上がる。昨日の夜、薪が足りなくなりそうなのでキャンプ場のすみに転がっていたナラの丸太を割っておいた。根元の部分なので、グレンスフォシュを思いっきり振り下ろしても割れない。なんとか端から削るように割って、5分割にしておいた。そのナラで熾きを囲んで燃やしておいたので、灰の中にはまだ熾きが残っていた。

残りの端材を丁寧に燃やした。お湯を沸かして珈琲を淹れる。冷えた空気の中、珈琲の香りがなんともいい。2杯目の珈琲を飲んでいるうちに朝日が上がった。キンと張りつめていた空気が急激に緩んでいく。珈琲を飲みながら焚き火にあたり、『いいよなぁ・・・』と、呟く。

御飯はインスタントのウドン。アルミの器にウドンとタレを入れ水を足す。卵と竹輪も一緒に入れてバーナーにかける。焚き火で湧かしておいた薬缶のお湯をガスにかけて火力を増加させ、アルミの鍋が沸騰してきた。いい匂いだ。ハフハフ言いながら食べる。

もう一度珈琲を淹れ、飲みながら最後の薪を丁寧に燃やす。撤収は早い。テントは朝日で乾いたし、出している道具がほとんど無いので、撤収は15分で終了。

道志道から相模湖を抜け、中央道で家まで30分で帰ってきた。空いていたら青野原は近い。期待しないで出かけた青野原だったが、なんとも解放されて帰ってきた。こんなキャンプはしみじみ良いなぁ・・と思う。