明るくなって、目が覚めた。時計を見ると7時を回っている。良く寝たなぁ・・・。 トイレに行くのに車のドアを開けと、寒い。赤沼の駐車場はもう結構埋まっていて、隣にも車があった。そういえば、ここにテントを張って、起きたら周りが車だらけでテントの中から出られなかったことを思い出すなぁ・・。 まずは珈琲。 タバコを吸いながら朝の冷気を楽しむ。半袖で寝ていたのだが、この状態だと寒くてしかたがない、長袖を引っ張り出して着る。コンビニのサンドイッチを食べながらボーっと空を眺めていた。 良く晴れた空。 男体山も金精の山々も良く見えている。 リュックにあれこれ詰め込んで準備。歩こうと思っていたが、ぐずぐずしているうちにバスの時間が近づいたので、迷わずバスに乗ることにする。赤沼茶屋発8:00。 ![]() 湖畔で珈琲を飲みながら、しばらくボーっとしていた。少し風が出てきた。ゴアのカッパを上だけ羽織るとちょうどいい。まずは、夜の焚き火用に流木を集める。ここのところの晴天続きで、からからに乾いた流木がたくさん落ちている。 ![]() ![]() 何もしなくても良いし、いつ眠ってもいい・・・こんな時に訪れる甘い眠気のなんと幸せなことか。ゴロリと横になり、流木を枕にそのまま寝てしまった。 一時間ほど眠ったらしい。起きたら体が少し痛い。石ころの上に寝ていた訳だから仕方が無いが、それもでこんな場所で昼寝できたことに、なんだか嬉しくなる。 5時の最後のバスを待って、テントを張る。晩御飯の用意。持って来た米をコッヘルに入れて、おかゆ ![]() ![]() ポツリポツリと流木をくべながら時間が過ぎていく。ふと湖畔を見る ![]() 早めにテントに入り、本の続きを読む。持って行ったウィスキーを飲まないうちにまた眠くなってきた。ライトを消してシュラフにくるまる。鹿の鳴き声が聞こえているなぁ・・・と、思っているうちに寝てしまった。 |