秩父で植樹域へのアプローチの整備と測量 2001.04.07

  瀬音の森の作業で秩父郡大滝村に出かけた。来週、河畔への植樹作業があるので苗を運ぶルートのアプローチ整備と植樹域の測量である。場所は雁坂トンネルを越えてすぐの荒川水系滝川支流の「豆焼沢砂防堰堤」の土砂が堆積した所で、広域な東大演習林の中にある。

 

  滋は学校で先生の手伝いをするとのことだったので、土曜日だがお弁当を作った。2人はまだ寝ていたが、起こさずに出発。とても良い天気で中央高速は気持ちの良いドライブだった。初狩PAでテールウォークさんと8時の待ち合わせである。少し早く着いたので、立ち食いウドンとオニギリを食べテールさんを待つ。初狩PAは、中央道を下っていくと甲斐の山々に隠れていた富士山が始めて姿を見せる場所で、今日も真っ白な富士山がクッキリと見えていた。

  テールさんが8時に到着。そのまま雁坂峠を目指す。この道は以前ピーハイさんが企画した西沢渓谷ハイキングオフの時に通った道である。途中の恵林寺の桜が見事に満開だった。雁坂トンネルを抜け、約1時間で出会いの丘に到着。車を降り、橋の上から今回の植樹予定の堰堤を眺めると、高い!足下がムズムズしてくる。

        

  駐車の端の方で、沢登りの一団がたくさんの荷物を広げて準備をしていた。なにげなく近づいてみると、どうも見たことがある人が立っている。尾崎さんだった。尾崎さんはカヌ沈隊という硬派の沢屋を率いるリーダーである。そして、尾崎さんも実は瀬音の森のメンバーなのである。これから豆焼沢を遡行して雁坂に出るという。装備などを始めて間近に見せてもらったが、さすがに僕のような素人じゃ歯が立ちそうもない感じだ。さかんに『いや〜、みなさんが作業の時に遊びに行くのは気が引けるなあ』と言いつつも、楽しそうな準備風景だった。

 

  そうこうするうちにkurooさんはじめ、今日の作業に参加するメンバーがそろった。kazuyaさんには始めてお目にかかったが、僕が持っていた東大の先生の雰囲気は無く、実に気さくな感じの方だった。もっと怖い感じの方かなあと想像していたので、少しホットした。

  今日はアプローチの整備と測量作業である。各自必要な荷物を手分けして持って川まで下っていった。豆焼橋の真下まで、標高差約100mをほぼまっすぐに降りていく。ここは急斜面ではあるが、堰堤の横なので、今日のように雪が無ければ比較的歩きやすい道である。15分ほど降りると今回のアプローチの最初の堰堤である。この堰堤を下に降りた辺りが河原なのだが、堰堤を降りる道が無いので、現状は左を巻いて降りている。この巻道が苗木を背負って降りるには少し危険なので、梯子をこしらえることにした。テールサンと2人で番線を使ってシオジの枝を梯子の段に組み付けていく。最初は番線の締め付け方がよく分からず、何本か無駄にしてしまった。段を作っていくうちについに番線が足りなくなってしまい、テールさんに上までとりに行ってもらった。100m直登を2往復はさすがにキツイ作業で、申し訳ないことをしたなあ。

           

  お昼を挟んで、梯子を作り、梯子を降りてから河原までの道を整備し、川を渡るための丸木橋を造りと結構の作業量だった。測量の方もほぼ終わり、今日作った梯子を登って上まで上がった。下りはともかく、さすがに100m直登はキツイ。

            

  上にあがって、少し休憩しわさび沢展示室(ここは東大と埼玉県が共同で造った施設)の会議室を使って、1時間ほど来週の最後の打ち合わせをした。さてさて来週はいよいよ本番である。雨が降らないことを祈るばかりだ。

   ふ〜! 今日もいい汗をかいた。