2002.04.13 秩父で渓畔林の植樹作業


昨日なにも準備しないで寝たので、出発の1時間前に起きて準備を始める。今日はMSCCのEMIさんとでんでんを八王子駅で拾って秩父へ行くのである。

準備といってもシュラフとテントをザックに詰め込むだけである。それと、車の後ろに人が座れるスペースを作ること(^^;;。いつもなんだかゴチャゴ チャと積んだままなので、サードシートを取り外してあることもあって、だいたい2 人乗りの車になっているからである(^^;;;。

6:20には駅に着いた。コンビニATMでお金をおろし、忘れた携帯の灰皿を買って駅の階段の下で待つ。でんでんが階段じゃなく反対からへ ろへろ顔で現れた。聞くと徹夜明けらしい。少し話しているとEMIさん到着。 3人で楽しいドライブ。先週も走った中央道だが新緑の出方が1週間で随分違っている 。ホントに好きな季節である。でんでんの話し、EMIさ んの話し、楽しい会話であっという間に勝沼インターに着いてしまった。

下道に入り、 例によってコンビニで食料の調達。僕は、今日の夜は川俣の東大の宿舎ではなく、沢の植栽場所にテント泊の予定なので、明日の分の食料も買った 。とはいっても、買った量が少なかったので、結果 して次の日に食料が足りなくなってしまったのだが・・・。 塩山の町を抜け、雁坂に入る。やはり先週より新緑が濃い。なんだかヘナヘナになるよ うな、素敵な景色である。トンネルを抜けて出会いの丘に到着。

全日に到着していたにん2さん達が準備をしていた。2人もそこに合流。テールさんもすでに 到着していたので、今日の夜をどうするか簡単な打ち合わせをした。 ぞくぞくいろんな人が到着する。今回の収穫はすみ放のさいとうさんとカワニシさんに初めて会うことができたことである。HPの掲示板や山行記をい つも読ませてもらっていたので、いつかはお会いしたいなぁ・・と思っていた二人だった 。イメージ通りかなぁ(^^)。今回はあまり話す時間は無かっ たが、とにかく面識が出来たことが嬉しかった。

うこうするうちに、ほぼ今日の参加者が全員集まった。kazuyaさんから今日と明日の作業の概略説明と注意事項があった。とにかく今日の作業のメインは客土と腐葉土を出会いの丘から沢の下までおろす作業である。一袋10KG の客土と30KGの腐葉土、合わせて1.5t分、120 袋と、ケヤキ、カツラ、シオジの大苗が60本。おそらく一人5往復はしなくてはなら ないだろう・・・。

 

土の袋を置いてある場所から植栽の場所まで、斜度が30度はありそうな斜面を200m程往復するのである。 僕は最初は今日の宿泊用のザックを背負っていたので、とりあえずカツラの大苗をもっ て降り始める。芽が出てしまっているので、枝にぶ つかって芽がとれてしまわないように、注意しながら降りていく。苗自体は数キロの重 さなのだが、結構疲れる。 下に苗を置き、ザックの中を空っぽにして再度登り始める。

右:30kg  左:1袋10kg シオジ、カツラ、ケヤキの大苗
        バテバテ

下りはあっという間なのだ が、登りがキツイ。ハアハア息がきれる。上で一服し今度は10kgの袋を2個ザックに入れて降り始める。さすがに重い。膝が少し笑い出し、なんだかなぁ・・とちょっと情けない。 土をおろして、またしても一服。空のザックを担ぐと、その差があまりに大きく、なん だかフワフワとバランスが崩れる。しかし、また登りである。 なんちゅうか、キツイ!。 3往復目にはいると、運ばなくてはいけない土の袋はほとんどなくなっていて、なんだかかんだ言っても人海戦術 はすごいなぁ・・と感心。10KGの袋はもう無くなっていて30kgの腐葉土の袋が残っている。これをザックに入れて、3回目を下り始める。ただ、少し慣れてきたのか、2回目ほどはきつく感 じなかった。それでもヨレヨレになりながら植栽場所に土をおろしたら、もう動くのが嫌に なった(笑)。

休んで、汗の引くのをまっていると最後の苗をEMIさんが運んできた。EMIさんもさすが山屋さんである。スレンダーの見た目のどこにこんな体力が・・?と思うほどタフである。恐るべし山屋さんを実感。 午前中は、この作業でおしまいになり、お昼ご飯である。テールさんと今日の夜の予定 などをボソボソと打ち合わせ(笑)。天気はいいし、こ んな場所で食べるお昼ご飯は、何度食べても、美味い!と思う。

ゆっくり珈琲を楽しみ、午後の作業。午後はいよいよ植栽作業である。予め渡された地図にしたがって測量し、穴を掘り、苗を植えていく。 テールさんが考案した、段ボールを丸めて客土を入れる方法がじつに具合が良く、穴掘 りも昨年よりはスムーズに行き、結局休憩無しで 午後一杯かけて全ての苗を植え終わることができた。ヤスが大活躍だった(笑)。

ヤス、大活躍 ネットでガードのケヤキ
kazuyaさんによる作業の趣旨説明 チューブガードのカツラ
一日目の記念撮影、お疲れさまでした。

4区画全部の植栽も結局終わることができた。お疲れさまでした!と挨拶をかわし、道具を整理し、全員出会いの丘に上がる。今日最後の登りになる訳である(^^)。テールさんも今日のテント泊用の荷物を下ろすために登っていった。

沢には僕一人が残った。さっそくテント張り、今日の焚き火用のマキを集める。

誰もいなくなった沢に残って河原に寝転がり、空をながめる 。寒冷前線も通り過ぎたらしく、急激に空は晴れ上 がっていった。 真っ青な空が広がる谷の上に、かすかに夕日の色を受けた雲が湧いた。それが消えるまでボーっと見ていた。

テールさんとヤスも降りてきてテントを張る。僕は焚き火を始める。なんともいい気分である。焚き火にあたりながら夕暮れが深まっていく谷をながめ、『世間の皆様ゴメンナサイ』な気分である。6:00過ぎに夕食にする。缶詰と ご飯だけの食事だが、こんな美味いものはないというご馳走になる。

珈琲を淹れ、焚き火にあたりながら、テールさんとボソボソ話す 。ごろっと横になり空を見る。一番星がまたたく。ん・・・・? 、と、2番星、・・・3番星。ま、至福の時間である。

闇が濃くなるにつれて焚き火の明るさが増す。ぽつりぽつり薪を足し、9時過ぎまで話 していた。5月の千手が浜と6月の野反湖の新緑は、今年はぜひ実現しようではないかと盛り上がった(^^)。

結局9:30にはシュラフに潜り込んだ。前日 までの睡眠不足もあり、なんだかあっけなく寝入ってしまった。

もちろん、川のせせらぎが子守歌である。