2005.05.12〜13日  炭窯作りのスタート

☆3月12日(土) 炭窯のスタート

いつもの時間に目が覚める。久しぶりにフィールドに出ると思うと、少しわくわくしてくる。買い物は昨日のうちに済ませておいたので、そのまま出発。


滝山街道も五日市街道も空いていて快適なドライブ。日出町に入ると、消え残った朝の霧が山のすそにかかり、春霞のようだ。梅の花がいたるところで満開になっていて『里の春だなぁ・・』と声を出す。梅ケ谷峠を超えて青梅に入り、いつものコンビニで昼食を仕入れる。


名栗の村も車が少なく、山伏峠を越えたのは出発から1時間後だった。秩父と言っても横瀬の村は八王子から近いなぁ・・・と思う。杉田さんもまだ来ていない。まずは焚き火を始める。焚き火も随分久しぶりのことだ。2ヶ月間火を燃やさなかったというのも記憶にない。ホントに今シーズンは、風邪にたたられた。


焚き火を始めて、すぐに杉田さんが到着。今年の秩父は雪が多く、杉だけでなく、ロッジの前の桜が折れてしまっている。まだみんな到着しないので、川に倒れた桜の枝を打ち、残った幹はユンボで杉田さんが引き上げる。それをチェーンソーでタマ切りにして、薪にする。少し乾燥させたら、<薪のいろいろ>のコーナーに追加しようと思う。なかなか桜だけを燃やして火力や燃やし方を試してみるチャンスがないので、丁度良かった。


しばらくしてタンポポさんが到着。炭窯の部材に、キャンプ場の杉を2本切り倒す。久しぶりに一人でチェーンソーを回して杉を倒した。なんともストレス解消になる。



そうこうしているうちに長南さんが到着。kurooさんと待ち合わせだったが、渋滞でそうとう遅れそうなので、芦ヶ久保から歩いてきたとのこと。3人で作業をしているとkurooさん到着。一旦ロッジに戻り、窯のプロセスを確認して、本格的な間伐に入る。関根さんも到着して、5人で何本かの杉と松を伐倒。松を伐ってみて、杉の倒れ方との違いがよく分かった。ヒノキはともかく、杉と比較しても松は粘りのない木で、ポキリという感じで倒れていく。これも勉強。


杉田さんは、ユンボで炭窯の穴を掘り始める。腐葉土を30〜40cm掘り進むと良質の粘土層だった。これで、わざわざ粘土を運んでこなくて良いことになり、大助かりだ。午前中は間伐とユンボの穴掘りで終了。

           

お昼を食べて、再び間伐。斜面を降りるときに、枯れ枝に足を滑らせ腰をひねってしまったため、間伐作業はあまり出来なかった。小さな杭とビニールの紐で炭窯の大きさを決めたり、タマ切りした杉を何本か運んで午後の作業は終了。


焚き火を盛大にして、暖をとりながらロッジの前で雑談。この時間が楽しい。夕方から中に入り、焚き火で作った熾きを囲炉裏に入れ談笑。晩御飯は用意してきた材料を使いカルボナーラを作った。これがなかなか好評で約1kgのパスタ完売だった。だいぶコツが飲み込めてきたかな。




    


寝酒に焼酎を少し貰い飲む。今日も3階の畳の部屋に寝させて貰う。布団を借りてはいるが、ログハウスの木の精と前を流れる川の音が、普段と違う眠りを誘う。


あぁ・・・幸せだなぁ・・・。


☆3月13日(火) 炭窯二日目

6時に目が覚めた。なんだか頭痛がしてる。あまり心地の良い目覚めではなかった。せっかく大地のエネルギーを貰ったというのに、すこし残念な気分。起きて頭痛薬を飲み、朝ごはんの準備にとりかかる。
昨日の午後から冷え込み始め、今朝はずいぶん気温が下がり正丸は氷点下の気温になっていた。


まずは米をとぎ電気釜のスイッチを入れる。米が炊ける間、kurooさんが点けてくれた焚き火にあたる。珈琲を淹れて飲む。美味い珈琲だ。米が炊きあがるタイミングを見て、おかずをつくる。シシャモ、玉子焼き、ウィンナー、海苔、モヤシの漬物、納豆、味噌汁、日本の朝ごはんだ。出来上がったところでみんなに声をかけていただく。なんとも美味い朝ごはんだった。


朝ごはんを済ませ、作業にかかる。窯に入れる最初の材料の杉を2本間伐。僕は腰の調子が悪かったので、炭窯の周りでウロウロ。杉田さんの指示で、スコップを使い炭窯の形に丸くしていく。掘り出した土はユンボで運び出してもらう。重機の威力を思い知った日だった。



作業を終え、後片付けをしてキャンプ場を後にした。タンポポさんを正丸の駅まで送り、長南さん、kurooさんと温泉に入りに行く。温泉も秋田以来だから一ヶ月ぶりになる。露天風呂にゆっくりつかり、なんともいいい気分。温泉の前にはマンサクの花が咲いていて、寒い日ではあったが確実に春の足音が感じられる。


二人とはここで別れて、またキャンプ場の方向に戻り、名栗村〜青梅のコースで帰ってきた。



いやはや、なんとも楽しい時間だった。やはり、こんな時間がないと生きていけないなぁ・・と改めて実感した日でもあった。