2001.06.23  真鶴へ

  二人に朝御飯を食べさせて、mIKEさんちに向けて出発。少し早く着いたのでロイヤルホストでコーヒーを飲み時間調整をした。今日は掲示板への書き込みからあれよあれと云う感じで決まった真鶴にある<さざ波荘>へ1泊で魚を食べに行くのである。メンバーは僕、mIKEさん、小林さんの3人。

  用賀で東名に乗り、厚木から小田原−厚木道路に入り小田原へ。少し遅いお昼にした。夜は美味しい魚が待っているので、軽く蕎麦でも食べようと<藪>というそば屋に入った。これが意外に”アタリ”で腰のある美味しい蕎麦だった。mIKEさんは、焼酎のお湯割りを軽く一杯。

  まだ少し時間が早いので、駅前の魚屋<魚國>にどんな魚が並んでいるか見に行った。ここはいつ来ても新鮮な魚が安くて、思わず買って帰りたくなる。今回の旅行のキーワードになっていた”じんだご”(小鰺)が売られていた。魚國のオヤジがこのじんだごのタタキの作り方を実地でやってみてくれた。う〜む、食べたくなった。

  名物の蒲鉾をサカナにmIKEさんは車の中で缶ビールを1本。真鶴は20年ほど前に一度来たことがあるが、あとは伊豆や熱海の行き帰りに通り過ぎるだけの場所だった。5時過ぎに<さざ波荘>へ到着。オカミさんが、ひとなっつこい笑顔で出迎えてくれた。

  くつろいでお茶など飲んでいたら、北海道から出張帰りの小林さんも到着。一風呂浴びて軽くビールを飲んでいるウチに怒涛の夕食に突入である。宿のうたい文句である”美味しい魚”が、ド〜ン!と出てきた。さすがに美味い!。秋田のold-beanさんからはお酒の差し入れがあった。感謝の気持ちと同時に、なんという気の使い方か・・・・・と、驚いてしまった。

  今回の仕掛け人が実は安藤真理さんであるということが、女将さんから説明があった。女将さん自身はまだコンピュータリテラシーが万全では無いので、<さざ波>のHPを立ち上げてくれた安藤真理ちゃんが僕の掲示板への最初の書き込みをしたのだという。う〜む、こりゃあ、IT時代の新手の客引きである(笑)。オヤジ3人は”美味い魚”と”女将さん”というキーワードに見事に引っかかった訳で、卓抜なるマーケティングの感覚に脱帽である(笑)。

     
   

このあと影武者=真理ちゃんも入って、宴会は大いに盛り上がっていった。mIKEさんが持ってきたギタレレで持ち歌の全てを出し切るまで歌い(笑)、隣の部屋を気にしつつも夜遅くまで歌声は続いたのであった。


2001.06.24  小林さんの別荘へ寄る

  いつもと同じ時間に目が覚めた。6時である。2人はまだ寝ている様子なので一人で海岸に散歩に出た。僕自身は海で育ったので、海岸が取り立てて珍しいわけではないが磯の香りをかぎながらの散歩は気持ちが良かった。岩に腰をおろし、しばらくボンヤリと海を眺めていた。

  部屋に戻ると、小林さんも起きた。mIKEさんは、さすがに昨日の酒ですこし立ち上がりが悪い(笑)。

  今日は隣の町の熱海にある小林さんの別荘に寄り、ノンビリしていこうという予定である。小林さんはSOHOでの在宅勤務が有ると云うことで、女将さんに大きなオニギリを一個作ってもらい一足先に別荘へ戻っていった。僕とmIKEさんは、ゆっくり朝御飯を食べチェックアウトをした。帰りに女将さんと記念撮影をし、熱海に向かった。

    

  小林さんの別荘ですこしノンビリしていたら、光恵さんも到着。お昼ご飯にもう一回魚を食べようと熱海の町まで下りた。<中島水産>というこれも、このアタリでは有名な魚屋であれこれ仕入れ、mIKEさんはビールを何本か仕入れ別荘に戻った。”じんだご”がざるに一杯150円で売っていたので、昨日<魚國>で見てきた”タタキ”を作ろうと買ってきた。別荘に戻ってさっそく”じんだごのタタキ”に挑戦である。開き方はイワシの刺身の容量で、手で頭と内臓を取り、皮を剥き、最後に背ビレの部分を尾から頭に向かって取ると、スーっと取れる。これが思ったより巧くいくので、熱中してしまった(笑)。こうやって頭、内臓、皮をむいた”じんだご”を骨が付いたまま包丁でたたいていく。味付けは味噌だけである。できあがった”タタキ”は絶妙な味であった(^^)。

   

  光恵さんが作ってきてくれた料理もあり、またお酒が進むのである(^^)。そうこうするウチに真理ちゃんも遊びに来て、なんだか昨日の再現でまたまた大いに盛り上がり、結局小林さんの別荘を出たのは9時を回っていた。

   
   

  mIKEさんを熱海の駅まで送り、真理ちゃんと135号線を戻った。途中のすかいらーくに寄って二人でコーヒーを飲み、またしてもなんだかんだと話をした。なかなか面白い子である。すかいらーくを出たのは11時近かった。真理ちゃんは小田−厚の入り口まで先導で案内をしてくれ、入り口で分かれた。さすがにこの時間は道は空いていて1時間20分くらいで家に帰り着いた。

  ふ〜! たまにはこんな旅行も良いなあ。